お金を取ることによって得られる効果〜介護予防事業でのこと〜
何か与えた価値に対してお金を取るってことは一見、
悪い感じに見られるかもしれませんが
良い面もあると思うんですよね。
今日はそんな主催者側の目線に立ち、無料・有料講座開催について
お話しようと思います。
以前、私が住んでいる函館市では都市部と違い、
自分の健康にお金を払う人たちが少ないという話をしました。
詳しくは下記をご覧ください。
無料で価値を与えるメリット・デメリット。
まず無料でやるとどんなメリットがあるのか考えていきましょう。
メリット
- 気軽に参加しやすくなる。参加人数が増える。
- 万が一サービスに不満があったとしても、諦めがつく。
デメリット
- 無料なので手に入れられる情報が薄い(深く知りたいときはお金がかかる)
- 無料なので参加者の意識が低い。
基本的にはこんな所でしょうか。
ほとんどの場合、無料で開催されている裏に主催者側の意図があると思います。
例えば、、、
- 何かサービスについての宣伝
- 参加者の反応を何かアンケートなどに残し、何かデータなどに利用する。
- 市から依頼されているので、市からお金が出ている
このような意図があった上で、無料の講座を開催するのは良いですが、
なんの計画もなくただ無料でだらだらと価値を提供し続けるのは、良くないです。
主催者側の利益にもならず続けるモチベーションが無くなりますし、
参加者も何も学んでくれず、双方にとって良い影響は少ないです。
有料で価値を与えるメリット・デメリット。
次に有料でやるとどんなことがあるのか考えていきましょう。
メリット
- より深い知識や有益な情報が手に入る。
- お金を払っているので、参加者の意識が高い
デメリット
- お金がかかる
- 主催者側はしっかりとした情報を伝えないと、参加者が満足しない。
- 無料のものより内容具体的なため、基礎知識がないとついていけない。
有料の講座や勉強会などはこのようなことを理解した上で、利用する必要があります。
僕としては少しでもお金を取ることで
より参加者は元を取ろうと、真剣に聞いてくれますし、
僕の指導した内容も後々残りやすいので、有料での開催の方がおすすめです。
ただ主催者側はしっかりとした情報を提供することを忘れてはいけません。
お金の話をすると出てくる弊害(営業活動でのこと)
僕が今、個人で行おうとしている介護予防事業ですが
皆さんに良さを知ってもらうため、各町内会に営業しているんですよね。
そして話を聞いてくださる町内会に出向き、サービスの説明をしていると
僕がやろうとしているサービスには共感してくれます。
ですが、、、
いざお金の話になると、途端に雲行きが怪しい表情になるんですよね笑
なんか悪い人でも見るような目で見られるというか。
恐らく、僕の住んでいる地域とか地方特有の状況だとは思いますが、
『お金がかかる=悪いこと』みたいな認識があるんですよね。
理解してくれる人も
もちろんごく少数ではありますが、理解を示してくれる方もいます。
ただ僕のやっている介護予防事業に関しては、相手が高齢者なので
多数派の意見に呑まれやすいんですよね笑
(もちろん全てそうとは言いませんが、僕が出会ってきた方々はそうでした)
高齢者グループを仕切っている人の考えが大事。
近所でもいません?
なんか会長みたいな仕切っている人が一人いて、その人が中心になって
色々話すんだけれど、結局その人の希望通りに決まるみたいな笑
これだとその仕切り役の人が『お金がかかる=悪いこと』
みたいな考えだと、たとえグループの中に逆の考えの人がいても
反発できないんですよね。
だから、いかに仕切っている人を説得できるかが大事です。
まとめ
色々と話してきましたが、簡単にゆうと有料の開催の方が参加者は
真剣に聞いてくれます。
ただ、お金がかかると参加率が悪いというのも事実です。
お金を払っていただくための入り口としての無料開催は良いですが、
長期的な開催を望んでいるのであれば有料開催に持ってくべきでしょう。
行動あるのみ
どちらにせよまずは行動ですね。
正直高齢者には色んな方々がいますから、
今日書いた記事を参考に行動してみてください。
そうしてそのリアクションを僕にも教えていただきたいと思います。
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